看護師にとって重要な体力

医師のサポートや医療行為に徹し、患者に寄り添う看護師の仕事には体力が求められる。立ち仕事が基本だが、その上患者の体位交換や車イスへの移動などの介助を行い、時には患者をストレッチャーで運ぶこともあるため、想像しているよりも体力が必要な職場である。
また、病棟内を歩くことはもちろん、緊急事態では走ることもあるので、広く大きな病院ではより体力を消耗することになる。

看護師が体力的にキツイと感じる業務として、夜勤も挙げられる。
夜勤は看護師であれば誰もが経験をするものだが、人間の生活リズムと異なる行動を取るため、その不自然な業務形態は思っている以上に過酷だ。しかもただ起きていれば良いという訳ではなく、仕事中という状態である。集中力や精神力も共に備わっていないとクタクタになるため注意が必要だ。
ただ、仮眠や休憩などのシステムも存在するので、極度に怖がることは無い。

体力を付ける、あるいは維持や向上をするには、日常的に運動を取り入れるなどの工夫が大切だ。また、日頃から栄養面に注意をして風邪をひかないなどの対応策を取り、休む時はしっかりと休むことも大事である。
なお、看護師には同僚とのチームワークやコミュニケーション能力、患者に対する包容力などの体力だけではない強い精神力も求められる。精神力の消耗は体力の消耗にも繋がりやすいため、現場の数を踏んで精神力を鍛えることも忘れてはならない。

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