看護師の仕事はとてもやりがいがある一方で、深夜に働くなど体力を必要とする仕事でもある。憧れていた看護師になることができたにも関わらず、健康を損い退職しなければならなくなるのは辛いだろう。看護師として長く働き続けるには、健康状態を維持できる体力作りが必要だ。
看護師の体力作りとして重要視したいのが、食事の栄養バランスと睡眠の質だ。
仕事が忙しくて運動をする時間は確保できなくても、毎日の食事と睡眠を改善することはできる。特に体の不調の改善に役立つのが、ビタミンとミネラルだ。どんなに忙しい日であっても、惣菜や野菜ジュース、サプリメントなどを上手く活用すると、1食に不足している栄養素を補うことが可能だ。
また、添加物の摂取量を減らし、少しでも多く自然食品を取り入れてみる方法もおすすめだ。
睡眠の質を改善するには、寝る3時間前の過ごし方を改善する必要がある。
眠りにつく直前までスマホやパソコンを眺めていると、交感神経が活発化して眠りへの導入を妨げてしまう。寝る3時間前は極力スマホやパソコンから目を離し、マッサージや深呼吸などで質のよい眠りへ導いてくれる副交感神経を高めることが大切だ。
寝つきが悪い人には、心身の興奮を和らげてくれる足裏かかとの中央のツボを押すのがおすすめだ。親指で20秒間強めに指圧するのを10回程度繰り返すだけでよい。
また、ゴルフボールをかかとでコロコロと転がすだけでも、かかとの中央のツボを押すことができる。ぜひ寝つきが悪い夜に試してほしい。